About #Nandenaino
日本では
自分の性と生殖に関する健康と権利(SRHR)を、心を、身体を、守りたくても守れない、
そんな現実にスウェーデン留学中に気がついたひとりの女子大生が
自分たちのいまを変えようと立ち上げたプロジェクト。
SRHRを守る情報・選択肢・環境の3つの側面に注目しながら、
日本の、世界のいまを伝えること、
私たち若者が声を一緒にあげられる場所になること、
それを政治家や製薬会社に届け、いまの現実を変えてゆくチカラにすること、
その3つを目標に活動しています。
「自分を大切に」
そういうのは簡単です。
でも少しでもそう思うのなら
どんな状況にいても
頼れる情報を元に、充分な選択肢の中から納得できる選択を下せるような環境を、
必要であれば治療や相談を当たり前に受けられる環境を、一緒に作って下さい
今を変える一番のチカラ
それは「もうあんな思いしたくない」「誰にも傷ついてほしくない」
そんなひとりひとりの想い、言葉であると、
#なんでないの は信じています
福田 和子
大学入学後、日本の性産業の歴史を学んでいました。その中で、どのような法的枠組みであれば特に女性の健康、権利がどのような状況にあっても守られるのかということに関心を持ち、学びの軸を公共政策に転換。その後、スウェーデンに1年間留学し、そこでの日々から日本では職業等に関わらず、誰もがセクシャルヘルスを守れない環境にいることに気付きました。それは例えば、避妊法の選択肢や、性教育の不足です。
#なんでないの という言葉を通じて、ひとりでも多くの人が、「なくて当たり前」「仕方ない」と諦めるのではなく、「私たちにも、選択肢とか情報とか、あって当然じゃない?」そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。
スウェーデン・ヨーテボリ大学大学院公衆衛生修士課程修了
(共訳)ユネスコ 『国際セクシュアリティ教育ガイダンス【改訂版】』 (明石書店2020)
性と生殖に関する健康とは、
身体、感情、精神、 社会的な幸福がセクシュアリティと生殖のすべての局面で実現できていることを指します。
単に病気、機能障害、虚弱ではない 状態を意味するのではありません。
すべての個人は、自分の身体に関する決断を自ら下す権利を持ち、
その権利を実現するために必要なサー ビスを受ける権利があります。
性と生殖に関する健康・権利
(Sexual and Reproductive Health and Rights / SRHRとは)
Our Goal
We Demand SRHR=Basic Human Rights
性と生殖に関する健康と権利
⑤ユースフレンドリーな性と生殖の健康権利に関する
包括的医療ケアの提供
That's How We Do
長年避妊がタブー視されてきた日本、
日本語で検索を続ける限り、避妊はじめ性に関する情報は大きく限られるのが現状です。
まずは真実を知ることが大切。
世界の'いま'日本の'いま'を伝えます。
避妊法も、性に関わる政策も、
私たちの「欲しい」という声なしには動きません。
「もしあの時こんな選択肢があれば」、「日本もこう変わってほしい」
あなたの経験、想いを届けて下さい。
日本で使える避妊法の拡充、アフターピルの薬局販売、
避妊の保険適用、若者に対する支援の拡充、、、
どれも政策にインパクトを与えない限り変わらないことばかりです。
私たちは生の声を集め、政府や製薬会社、専門家に届けることで政策を変えていきます。